【News】ダバオ地方のインフレ率は1.9%、先月の2.2%から若干減速

フィリピン統計局(PSA)ダバオ支部は、ダバオ地方における5月のインフレ率を発表した。発表された情報によれば、ダバオ地方のインフレ率は1.9%を記録し、先月の2.2%から若干減速する結果となった。

ダバオ地方で最もインフレ率が高い記録であったのがダバオデオロ州で2.9%、これは4月の3.9%よりも減速している。ダバオデルノーテ州は2.7%でこちらも先月の3.4%から減速、ダバオデルスル州及びダバオオリエンタル州は最も低く1.6%、ただ先月の1.2%に比べると若干加速している。

同統計局によると、住宅用の水道、電気、ガス、ガソリン等がマイナス0.1%、レクリエーションと文化が2.3%、運輸がマイナス6.5%、衣類履物が3.7%と、運輸の減速が目立つ形だ。これは強化されたコミュニティ防疫(ECQ)及び一般的なコミュニティ防疫(GCQ)下において、公共交通機関が運行を制限されたことに影響したとみられている。また、都市封鎖中の傾向としては、アルコール類、タバコが15.8%、健康関連が4.8%と加速が目立っている。

フィリピン政府は発足以降、2017年から2019年までインフレ率の目標を2~4%に設定し、2017年は2.9%と範囲内に収まったが、2018年は5.2%と高い数字を記録した。しかしながら、2019年は2.5%と減速しインフレ率は鈍化している。また同政府は、都市封鎖開始後の3月17日に医薬品や食品、農産品など生活必需品の不当な値上げを禁止する通達を発出し、生活必需品の国内外物流は止めないという方針を示している。