2020年4月15日、フィリピン南部医療センターは、同センターに勤務する2名の医療従事者が新型コロナウィルスに感染し、亡くなったと報告した。
同センターによると、最前線で新型コロナウィルスに対処するために同病院で働く、医療従事者12名への感染も併せて確認されているという。
亡くなった2名のうち、1名は先週、もう1名は15日午前中に息を引き取ったという。最初に亡くなった医療従事者に旅行履歴はなく、病院での業務中に院内感染したとみられる。
サラ・ドゥテルテ市長は、フィリピン南部医療センターで新型コロナウィルスに対処するため働く医療関係者、特に仕事中に感染してしまった医療従事者を支援するために自身の年間給与、2.1百万ペソ全額を寄付すると表明している。