豊かな自然が残るダバオ周辺には、美しいホワイトサンドビーチが広がるサマル島をはじめ、クロコダイルパークなど、大自然を感じられるアクティビティが豊富にそろっている。
しかしこれらの施設も新型コロナウィルス感染拡大のあおりを受けて、観光客が激減している。特にフィリピンの国鳥としてもしられ、現在生存しているワシの中で世界最大のフィリピンイーグルの生態を満つことのできることで人気のフィリピンイーグルパークは、市内から離れていることもあり、国内外の観光客の移動が制限される今、パーク内に観光客の姿はほとんどない。
最も最近の週末であった3月14日(土)は、1日を通して7名程の来園者があったが、閑散としている。携帯電話もテレビもない山奥から、イーグルパーク周辺に自らの工芸品を販売に来ていた女性は、下山して初めて現在の国内の混乱を知り、困惑を隠せない。
今後もしばらくは混乱が続き、経済に大きなダメージを与えるであろう新型コロナウィルス。各自治体が迅速に対応をすることで、1日も早く収束に向かってほしいものである。