【News】ダバオのファッション評議会、先住民族向けのビジネスモデルを開発

Davao Fashion and Design Council (以下DFDC)は現在、ダバオ地方の先住民族(以下IP)コミュニティによる事業経営の奨励に向け、ビジネスモデルの開発に取り組んでいる。

DFDCのEmi Englis氏は、独自の製品を作っているIPコミュニティの職人たちが持続可能な生計を築いていくことを目指していると述べた。また、文化遺産の保護のみならず、学術的構造を含めたビジネスモデルも開発するとのことだ。

DFDCと協力しているIPコミュニティはBagobo Tagabawa、B’laanおよびMandayaといった部族で、彼らは手製のバッグの縫製や製織の専門家だ。

同じくDFDCのDodjie Batu氏は、IPコミュニティが若者に対し、伝統や文化に興味を失わないよう伝えることが持続可能なビジネスになるのではないかと奨励している。そして、ミンダナオのクリエイティブ産業が、革新的なデザインを通じて人々の文化や芸術を際立たせていることが少しづつ認識され始めていると結論づけた。

現在、DFDCはダバオ市の大学Philippine Women’s Collegeと共同でビジネスモデルを開発中とのこと。