【News】アポ山の一時閉鎖から1ヶ月半、地元経済への影響続く

アポ山

4月1日より登山ルートが閉鎖されているダバオのアポ山。エルニーニョによる干ばつ、熱射病や山火事を懸念して、環境天然資源省(Department of Environment and Natural Resources)の保護区域管理委員会(Protected Areas Management Board)が一時的に閉鎖。

アポ山は国内で最も高い山であることから、地元の人気観光・登山スポットであった。しかし閉鎖以来、周辺区域の経済・観光活動に影響が及んでいる。

Local Government of Sta. Cruz Adventure Club会長のJulius Paner氏によると、この度の閉鎖によって計110名の登山家および60名の観光ガイドに影響が広がったそうだ。 また、影響を受けたステークホルダーや小規模事業(小売店やバイクタクシーなど)に対し、ダバオ市政府より100万ペソの現金援助が行われたとのこと。

現在、Paner氏は登山家より好意的な反応を得ているとされているLoay山、ならびに地域内のその他観光スポットを進めている。