【News】ダバオ市長、環境ボランティア団体の報告を基に対策を命じる

ダバオ市長のサラ・ドゥテルテ=カルピオ氏は今回、ボランティア団体「Bantay Bukid」の森林警備隊が報告した「流域および林業における違法行為」に対する市政府の対応の遅れについて、関連機関に対処を命じた。

同団体はこのたび、彼らが提出した報告が市政府によって適切に対処されていないといった懸念を提起し、違法伐採やその他森林侵害に関する報告が提出の過程で行方が分からなくなっていると述べた。

サラ氏は都市行政官に対し、環境天然資源省(Department of Environment and Natural Resources)および、Bantay Bukidを管理する治安セキュリティ司令センター(Public Safety and Security Command Center)と会談を開くよう指示。結果、Bantay Bukidの報告が確かに関連事務所に届いていないことが判明したとのこと。

Bantay Bukidは、非政府組織ならびに環境保護唱導者であるInterface Development Interventionsの下で訓練された森林警備員で構成されたボランティア団体であり、高地エリアにおける環境法執行の最前線とされている。