【News】キャベンディッシュバナナの地産地消を促進するチャリティーラン

バナナキュー

ミンダナオバナナ農家・輸出事業者協会(Mindanao Banana Farmers and Exporters Association:以下、MBFEA)は、キャベンディッシュバナナの地産地消の促進を目的とするチャリティーランを主催することを発表。本イベントは4月14日に開催され、会場はパナボ市内の多目的文化センターになる予定だ。

主催者のDax Ang氏は、ダバオ州のSitio Magintalunanに点在するルマド族学校の一つへの資金を集めるため、今年は500人~700人の参加者を目指すと語った。去年の同イベントでは680人ものランナーたちが参加し、新たな教室の建設を実現しているそうだ。

MBFEAのGladys Garcia氏は、ダバオはミンダナオで最もキャベンディッシュバナナの生産量が高い地域国の1つであることから、地域産業における本商品の恩恵および貢献、ならびにその知名度を促進する様々な活動が必要だと説明した。

しかしながら同氏は、キャベンディッシュバナナはヘルシーかつ豊富に生産されている一方で、なぜ海外市場は本商品をひいきしているのに、その生産元である地元や国内では消費量が低いのかなどの疑問も抱えている。