ミンダナオ映画テレビジョン開発財団(Mindanao Film and Television Development Foundation、以下MFTDFI)のDax Cañedo社長は今回、ミンダナオ内の映画アーカイブのキオスクを増設していく目標を発表した。
去年12月23日、 MFTDFIはダバオ市内のピープルズパーク周辺にある映像施設「Cinematheque Davao」にて、フィリピン映画アーカイブのキオスクを設置している。訪問客はタッチスクリーン式の28インチ型モニターを通じて、およそ20点の動画を観賞することが可能だ。
MFTDFIはアーカイブ目的で動画を収集しており、映画やドキュメンタリー映像、生映像、ミュージックビデオ、テレビ番組映像などを含まれている。これらは全て「ミンダナオ内で制作」「ミンダナオ人が制作」「ミンダナオについて」の3つの基準に沿って選出されているとのこと。
Cañedo氏は、これはミンダナオの文化をショーケースする方法であること、映画アーカイブはダバオ地方およびその他地域からの動画をフィーチャしていると付け加えている。
視覚的に物事を伝えてくれる動画や映像は、文化を保存する上で最も効率的な資料になるだろう。また、それは島の歴史や伝統を後世に残すことにも繋がるはずだ。