8月15日、ダバオ市は、市内の教育分野の改善のためのイスラエルとの同意書に署名した。
駐フィリピンイスラエル大使の Effie Ben Matityau氏の立会いの下、サラ・ドゥテルテ市長は、「Excellence in Education: A Lighthouse Project」の合意覚書に署名をした。
このプロジェクトは、ダバオ市内の公共学校の教育を強化するものであり、教育省により選ばれた、ミンタルにあるMintal National Comprehensive High Schoolから始められる。
「私たちは1つの学校から始め、プロジェクトを持続可能なものなるような環境づくりをしていきます」とMatityau大使は述べた。プロジェクトになぜLighthouse(灯台)と名付けたかについては、全てを新しいシステムに変えるのではなく、小さいところから始め、人々に「チェンジ」とは何かを理解してもらいたいとの願いを込めてだとのこと。
プロジェクトは、学校活動に十分な施設の提供、サイエンス、テクノロジー、エンジニアリング、アートと数学カリキュラム(総称 I-STEAMカリキュラム)のトレーニングの教師たちへの提供を通じて、質の高い教育を目指している。
市長は、Mintal National Comprehensive High Schoolの教師の能力を上げ、教育の質の改善につながるこのプロジェクトに感謝の意を示した。
また、イスラエルの継続的な支援にも感謝の意を示し、ダバオ市とイスラエルの関係は今回のプロジェクトに限定されるものではなく、その他の分野への持続可能な開発へ取り組んでいきたいとも述べた。