ダバオ市は、2021年までに都市公益事業車両(PUV)の現代化計画の完全実施に向け、1000台のバスの投入を目指している。
ダバオ都市開発局長のIvan C. Cortez氏は、ダバオ市のためにアジア開発銀行(以下、ADB)によって行われた調査に基づき、2010年以降、都市の公共交通機関の懸念を解決する手段の最優先項目はハイ・プライオリティー・バス・システム(以下、HPBS)であるという見解を表明している。
同氏は、HPBSで市内の全交通網を網羅するには1000台のバスが必要であり、これは現在市内で運行している市民の足「ジプニー」7,577台に代わるものとなるとしている。
また、同プロジェクトはフィリピンの運輸省(以下、DOTr)の支持のもと進められるとのことだ。
現在、ADBとDOTrはローン・パッケージについて熟考を繰り返している。さらに同氏は、現職市長のサラ・ドゥテルテ氏の任期終了までに、駅や道路の必要なインフラ整備をを確実にしたい考えだ。