2017年11月22~29日、スリガオ沖の海底で旧日本海軍の軍艦5隻が発見された。調査はMicrosoftの共同創設者、資産家で博愛主義者でもあるポール・アレン氏が率いた。
2隻の超弩級戦艦「山城」と「扶桑」の残骸が11月末にボーホル海とレイテ湾の辺りに発見された。朝潮型の駆逐艦である「山雲」、「朝雲」、「満潮」も発見された。「山城」と「扶桑は」は上下逆さまの状態にある。「扶桑」はかなり崩壊しているが、「山城」はほとんどの部分がまだ残っているという。
上記の5隻の軍艦には約4,000人が乗員し、1944年10月には、レイテ湾沖での対戦に該当の戦艦が沈没された。当該の戦艦は第二次世界大戦時の最大級の戦艦である。国立博物館の管理官であるジェレミー・バーンズ氏は、フィリピン政府はその残骸を温存するとコメントした。
スリガオ海峡戦は、戦艦による最後の対戦であり、海軍史において重要な対戦に位置付けられている。