【News】ダバオ市、NPAとの和平交渉の取り止めを決定

ロドリゴ・ドゥテルテ大統領により、フィリピン共産党(CPP)、新人民軍(NPA)、民族主戦線(NDF)をテロリストだとする宣言書が署名された後、ダバオ市和平委員会(DC -Peace:Davao City Peace Committee )は、NPAとの和平交渉をこれ以上することはなく、今後はその役割を、平和諮問委員会として地域の平和開発に努めると発表した。

ダバオ市のサラ・ドゥテルテ市長は記者会見にて、DC-Peaceは和平交渉の継続の停止を決定したとし、「政府のポリシーは、決してテロリストとは交渉しないことです」と述べた。そして、「大統領の宣言は非常に慎重に扱うべきです。テロリストの同調者または支援者とのレッテルを貼られるので、もしテロリストと話し合いをすれば、それは慎重かつ危険な状況に身を置くことになります」と話した。

委員会の広報担当であるラピーニャ弁護士は、別の記者会見の場で、大統領の宣言を考慮し、市政府はすべての地元和平交渉を取り止め、今後はなお一層コミュニティーへと出向き、特に奥地の平和活動に努めると述べた。「市長は、すべてのコミュニティーの問題を知りたいと考えています。市内の奥地へと赴き、そこで人々と話し合い、平和をもたらすための、確固たる解決策を講じるよう我々に求めています」と氏は語った。

市長によると、委員会は各コミュニティーに必要としていることや問題を聞き、それに対処していくとのこと。DC-Peaceは、大統領の宣言の後、 ダバオ市平和開発委員会(Davao City Advisory Committee for Development )とその名称を変えた。「名称を変えただけではなく、委員会は、ダバオ市全体に平和をもたらすでしょう。平和なコミュニティー、それこそが私たちが望んでいることです」と市長は語った。