【News】ダバオ市にはより多くの公園が必要

環境グループは、より多くの土地を新しく公園をつくることに割り当てることと、すでにある公園は管理体制を整えるよう、ダバオ市に喚起した。

このグループ、Interface Development Interventions Inc. (IDIS)のエグゼクティブディレクター、チンキィ・ペリノ・ゴレ(Chinkie Pelino-Golle)氏は、「ダバオ市にはもっと多くの公園やオープンスペースが必要である。年齢・障害・ソーシャルクラス・性別に関係なく、公園やオープンスペースを気軽に訪れることができることは、都市部で暮らす我々の健康と幸福のために極めて重要である。」と話している。

今年の5月に公園やオープンスペースの調査のためにダバオ市を訪れたニューヨーク大学の調査グループは、「人々がいつでも気軽に公園やオープンスペースを訪れることができることは、犯罪率の低下、肥満率の低下、精神健康の向上、都市部の気温上昇の抑制、不動産価値の上昇につながる」と話している。グループの調査結果によると、ダバオ市は中型サイズの公共公園をつくれる土地が深刻に不足しており、都市のヒートアイランド現象の抑制と治水に有用性の高い、広域公園が完全に足りていないとのこと。

調査チームは特に、シュラインヒルズ(Shrine Hills)に目をつけた。この地域は、洪水や地すべりが起こりやすく住宅街には向かないが、整備次第でニューヨークのセントラルパークやロンドンのハイドパークのように最高にロケーションのいい立派な公園にすることができると話している。

さらにIDISは、市がさらに新しく3つの土地を公園にする計画をたてていることを歓迎している一方で、土地の割り当てとアクセスに関する緑地国際規格(International Green Space Standards)に準ずるよう、市はさらに多くのことができるであろうと話している。毎9000平方メートル又は1ヘクタールに1000人の住民、そしてそれぞれの家から400から500メートルの距離、又は徒歩5分のところに緑地があるというWHO(世界保健機関)の基準に沿えることはダバオ市は可能であるとしている。

フィリピンスポーツ委員会は近頃、国内の市町と手を組み、“Pinoy Children’s Program”と呼ばれる、子供たちに早い年齢のうちからスポーツを通して健康的なライフスタイルを教えるというプログラムを開始した。ダバオ市はこのプログラムのパイロットエリアとなり、この種のインフラ投資について率先して進めることができる。子供たちを最大の可能性を持って成長させることのできるこのプログラムに投資をすることで損をすることはない。