8月29日から8月31日までの3日間、SMラナンショッピングセンター内のSMXコンベンションセンターで、第12回世界食品展示会(Wofex:World Food Expo)2017が開催されている。3日間のイベントで約8,000〜10,000人の訪問者を予定。ザンボアンガやジェネラルサントスなど、ミンダナオの他の地域からの訪問者も期待されている。
Wofexを企画運営する貿易イベント会社、Peptarsus社のパスカル会長は、「ダバオ市の食品サービスの需要の増加と、急成長する観光産業を考慮し、展示会は、原料から加工食品、機器、包装、フランチャイズまで、食品サービスの全範囲を包括的にカバーしている。ダバオ市を中心としたミンダナオ島の食品サービス産業の改善を支援する目的で開催している。」と述べた。
また、「農作物や食料品に関係する約100団体が製品とサービスを展示、約90%がマニラから来ている。Wofexのようなイベントに行くことで、食品サービス業界に関心を持つすべての人々のニーズに応えられるようにしたいとのこと。このような展覧会で情報を得て、農家が彼らの生産物に手を加え、付加価値を付けて、より多くの収入を得ることを期待している。」と話している。
貿易産業省ダバオ事務所も、ミンダナオの農作物や食品の認知度を向上する目的で、地域内で生産されたコーヒー、カカオ、ココシュガー、ナッツや加工食品などを展示。会場内のステージでは、コーヒーについてなど、様々な専門家がスピーカーとなったトークイベントが開かれている。
ショッピングセンター内の別会場では、決められた時間に、料理を作りその内容を競う料理コンテストが行われたり、ダバオ市のホテル・レストランマネジメント学校とのパートナーシップによって、生徒が接客技術を実践する機会も設けているとのこと。フードサービス業界全体の最新トレンドについて学ぶことができるイベントとなっている。