終戦72年を迎えた今日、ダバオ市ミンタル地区の日本人墓地にて、日本人戦没者慰霊祭が行われました。ダバオ領事事務所百々領事をはじめ、日本人会、日系人会、日本人商工会議所などから多数の参列者が献花を致しました。
ミンタルは、戦前は日本語で『民多留』とも記載され、主にマニラ麻(アバカ)生産に従事する日本人移民が多数在住する日本人街として栄えた街です。街の名も、民が多く留まるという意味で民多留と名付けたと言われています。
ダバオ市は現在、1.2億ペソの予算でダバオ市ミンタル地区の日本人街跡地を整備する計画を進めており、ダバオ開拓の父とされる太田恭三郎記念碑や日本人墓地の整備、博物館の建設等が行われる予定です。
写真提供:I.Miyake