ダバオ国際コンテナターミナル(Davao International Container Terminal 以下、DICT)は、より多くの貨物船が入港できるよう、第4ドックの設置を計画している。
DICTの副社長であるBonifacio Licayan氏は、8月3日にウォーターフロント・インシュラーホテルで開かれた2018 Mindanao Shipping Conferenceにて、ダバオ市に訪れる貨物船などに対しより効率的で優れたサービスを提供するため、DICT内の設備向上を目指していること、今回計画された第4ドックは150メートルの規模を持つと述べた。
同氏によれば、第4ドックが完成した場合、DICTのコンテナ貨物取扱量は現在の30万TEU(20フィートコンテナ換算)から、80万TEUへと大幅に増加し、さらにコンテナ倉庫が拡張されれば、港の船混みの防止にも繋がるそうだ。
DICTは、コンテナターミナルの運営をはじめとするビジネスを管理するAnflo Management and Investment Corp.の子会社であり、ミンダナオ島および国内の輸送拠点の一つだ。