【News】フィリピン・ミンダナオ島地震 残留日本人二世支援団体PNLSCが緊急募金を開始

ミンダナオ地震 募金
画像はAIによって作成されたものです

2026年6月8日にフィリピン南部ミンダナオ島沖で発生したマグニチュード7.8の大地震から約10日が経過した現在も、被災地では7万人以上が避難生活を続けている。

こうした状況を受け、長年にわたってフィリピン残留日本人とその子孫を支援してきたNPO法人フィリピン日系人リーガルサポートセンター(以下PNLSC)が、緊急援助募金の受付を開始した。

地震の被害を受けた日系人宅 PNLSC HPより
地震の被害を受けた日系人宅 PNLSC HPより

■ 被災地に暮らす「残留日本人二世」とは

「残留日本人二世」とは、第二次世界大戦後にフィリピンに残留した日本人と現地女性との間に生まれた子孫たちのこと。戦後の混乱の中、多くの残留日本人は日本人であることを隠して生きることを余儀なくされ、その子孫たちも長年にわたって法的・社会的な困難を抱えてきた。

今回特に甚大な被害を受けたミンダナオ島南部のジェネラル・サントス市やダバオ・オキシデンタル州ホセ・アバド・サントス町は、そうした残留日本人二世の家族が多く暮らす地域の一つである。現地では家屋の倒壊が相次ぎ、約5,000人が野外での避難生活を強いられているほか、道路の寸断により支援物資はヘリコプターで搬送されるなど、事態は依然として深刻だ。

■ PNLSCとはどのような団体か

PNLSCは、フィリピン残留日本人およびその二世・三世が直面する法的・人道的問題の解決を目的として活動するNPO法人。日本国籍取得の支援や生活支援のほか、現地コミュニティとの連携事業も手がけている。

ホセ・アバド・サントス町とのつながりも深く、2023年には同地で簡易太陽光発電の組立ワークショップを実施するなど、生活インフラの改善にも取り組んできた実績がある。今回の地震発生後も、同地の日系人リーダーと連絡を取り合い、現地の状況をいち早く把握している。

■ 集まった支援金の使途

寄せられた募金は、現地の日系人会と連携し、以下の用途に全額充てられる。

  • 食料・飲料水・医薬品などの緊急支援物資の配布
  • 被災した残留日本人二世および地域住民の生活再建支援

■ 寄付方法

募集期間は2026年6月12日〜6月30日(予定)

・オンライン決済(クレジットカード) https://pnlsc.com/support/donate/
※備考欄に「ミンダナオ地震」と明記のこと

・銀行振込(ゆうちょ銀行)

一三八支店(店番138)/普通預金/口座番号 0931420

名義:フィリピンニッケイジンリーガルサポートセンター

※振込名義の前に「ジシンキフ」と入力(例:ジシンキフ ヤマダタロウ)
※通常のPNLSC振替口座とは別口座のため注意

■ 問い合わせ

NPO法人 フィリピン日系人リーガルサポートセンター(PNLSC) 

戦後80年以上が経った今も、遠いフィリピンの地で日本とのつながりを大切にしながら生きてきた人々が、今まさに支援を必要としている。一人でも多くの方の温かいご支援をお願いしたい。

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