ダバオ市政府は、公共交通機関の近代化プログラムをさらに推進するため、ダバオ市暫定バスサービス(以下DIBS:Davao City Interim Bus Service)向けに電動バス20台を追加調達する方針であることが分かった。これは、セバスチャン・バステ・ドゥテルテ市長の指示によるものだ。
追加調達費用は、ダバオ市議会が第2読会で承認した2026会計年度の総額12億5,000万ペソの補正予算に盛り込まれており、このうち2億ペソが電動バス購入費として計上されている。
新たな車両が納入されれば、市が保有する電動バスは計30台となる見込みだ。これにより、DIBSプログラムの運行路線を市内各地へ拡大し、市民の移動手段の利便性や信頼性、アクセス性の向上が期待されている。
ダバオ市情報局(CIO)のハーベイ・ランティセ局長は、市政府がすでに追加車両の調達手続きを開始していると明らかにした。また、車両増備に合わせて必要なインフラ整備も進めているという。
具体的には、充電ステーションの設置をはじめ、車両の保管・整備を行う車両基地やガレージ施設の整備を進め、電動バスの効率的な運行・維持管理体制の構築を目指している。
ランティセ局長によると、追加導入される20台の電動バスは今年12月までに到着する見込みだ。
また、「すべてのダバオ市民に対し、信頼性が高く、安全で快適な公共交通サービスを提供し続ける」と述べ、この取り組みが環境負荷の低減と利用者の利便性向上を目指す、市政府の持続可能な公共交通改革の一環であると強調した。
DIBSプログラムでは、2025年10月に最初の10台が市へ引き渡された。
導入された車両は、中国のバスメーカー「Yutong(宇通)」製の12メートル低床電動バス「ZK6126HG」で、エアコンをはじめとする最新設備を備えている。1台あたり約50人が着席できるほか、立席スペースも確保されており、通勤・通学時間帯の混雑緩和にも寄与している。






