観光省(Department of Tourism 以下、DOT)ダバオ地方の呼びかけに応じて集まった25人が、ツアーガイドトレーニングに申し込みをした。このトレーニングは、Regional Tour Guiding Seminarと呼ばれ、ダバオ地方の観光に詳しい、登録ガイド、認定ガイドを増やす目的を持っている。
市観光局(City Tourism Operations Office 以下、CTOO)のジェネロソ・テクソン局長によると、ダバオ市内からの応募者がほとんどだという。
6月から7月にかけて、1日8時間、25日間のトレーニング受講の募集は、今年の4月には始まった。他言語が話せるか否かは求められないが、話せることは有利な点であり、ダバオ地方の観光スポットの知識があることもまた有利であるとDOTダバオ地方は述べている。
授業料5,000ペソには、食事、おやつ、トレーニングキット、IDカードと修了証書発行の費用が含まれている。募集人数は30人であり、応募者は筆記試験と面接を受け、それらに合格した後、トレーニングに参加することになる。
テクソン氏は、ダバオ市内だけでも少なくともあと20人から30人のライセンスを持つ、認定ツアーガイドが必要だと述べた。現在のところ、ライセンスを持つガイドの中で、15人のみがガイドとしての仕事をしているとのこと。
ダバオ市への観光客数が増加している中、ガイドを増やすことが早急の課題だ。テクソン氏は、特に中国語(普通語)、または日本語を話せるガイドが多く必要だと述べた。