今月23日、ダバオ市政府は、日本政府から救急車2台、消防車1台を受け取った。バーナード・アル-アグ(Bernard Al-ag)ダバオ市副市長は、「ミンダナオの15の地方自治体が、日本政府から車両を寄贈されました」と話した。日本政府は合わせて、救急車20台と消防車6台を寄贈した。
「これらの緊急車両により、我々の911番通報サービスは確実に向上することでしょう。日本政府には心より感謝の意を示します。また今回の寄付の実現に尽力を尽くしてくれた、フィリピン政府にも感謝の意を示します」と、副市長は述べた。
ダバオ市、カリナン、マラゴスのフィリピンボーイスカウトキャンプにで執り行われた寄贈式において、消防局のレオナルド R. バニャゴ(Leonard R. Bañago)局長と羽田浩二駐フィリピン大使が、日本、フィリピン両政府との間の寄贈証書に署名をし、副市長と国務地方自治省のエデゥアルド・アニョ(Eduardo Año)次官が立会人としての署名をした。
副市長によると、今回の両政府間の同意では、ミンダナオだけではなく他の地域への緊急車両の寄贈が取り決められており、今年末までには残りの車両が届く予定だという。