【News】ダバオ市と浜松市が姉妹都市提携、日本の自治体としては北九州市、泉南市に続き３都市目

2024年10月29日、ダバオ市投資促進センター（DCIPC）は都市間の協力関係を築き、互恵的な協力を促進するため、ダバオ市と日本の静岡県浜松市との間で姉妹都市覚書を締結したと発表した。調印式には、ダバオ市のセバスチャン・ドゥテルテ市長及び浜松市の中野祐介市長が立ち会った。

ダバオ市は、浜松市と姉妹都市覚書を締結することによって、主要分野におけるオープンなコミュニケーションと意見交換を促進し、教育、学術、産業、投資などにおける様々な分野での相互理解と協力を促進させ、両市の成長と発展を目指したいとしている。

ダバオ市のセバスチャン・ドゥテルテ市長は、このグローバル化の時代において、国境を越えた強い絆と経済的結び付きを築くことが、地域にとっていかに重要であるかを強調し、浜松市と協力関係を築き、互恵的な協力関係を構築する機会を与えていただき、本当に光栄に思いますと述べた。

これに対して、浜松市の中野祐介市長は、浜松市は市民の異文化交流を促進し続けており、その中には様々な分野や産業で継続的に貢献している6,000人のフィリピン国籍の人々がいると述べ、浜松市とダバオ市は、市民が寛容で誰に対しても両手を広げて歓迎する、分け隔てなく接するフレンドリーな国民性という点で似ています。このような共通点のおかげで、両市が親近感を持ち、お互いの知識や経験を共有することで関係を強化していくことは、非常に意義のあることだと思います」と述べた。

調印式には在ダバオ日本国総領事館、ミンダナオ日本人商工会議所、ダバオ市議会議員、ダバオ市投資促進センター、ダバオ市観光局、浜松市市議会議員、同市の職員、同市民間企業らなどおよそ30名が出席した。