【News】第1回ミンダナオ・クリーンエネルギー・フォーラム、再生可能エネルギーを推進

Lake Sebu Day2

11月20、21日に開催された第1回ミンダナオ・クリーン・エネルギー・フォーラムX再生可能エネルギー会議では、2030年までに再生可能エネルギーと化石燃料を半々にすることが強調された。ミンダナオ開発庁(MinDA)事務局長によると、ミンダナオは31. 57%の再生可能エネルギー容量であるのに対し、化石燃料(石炭とディーゼル)は現在68.3%である。

2030年までに50%を達成するという野心的な目標を設定することで、気候変動を緩和するというコミットメントを示すだけでなく、ミンダナオ島のコミュニティや家族のために新たな機会を提供することができる。

MinDAは、気候変動と地球温暖化に立ち向かうためには、積極的かつ戦略的なアプローチが必要だと強調した。例えば、エネルギーシステムを共同で開発することで、再生可能燃料と化石燃料を半々にするという野望を現実に近づけることができる。

講演の中でエネルギー規制委員会のモナリサ・ディマランタ委員長は、ミンダナオ島で2030年までに50:50を目指すことは野心的かもしれないが、国内で唯一エネルギー容量が過剰な島であるため、実現可能であると述べた。

発電量に関しては、石炭が60%であるのに対し、再生可能エネルギーは37%であり、2030年までに再生可能エネルギーによる発電比率を35%にするという国家目標をすでに超えているために他の地域より現実的である。

この2日間の会議では、ミンダナオ島のエネルギーシナリオを加速させることを目的としており、エネルギー革命を起こし、より高い再生可能エネルギー目標とネット・ゼロのビジョンを推進すること、再生可能エネルギー開発のための政策と市場メカニズムの強化、様々な部門におけるより広い再生可能エネルギーの採用、国内における再生可能エネルギープロジェクトのビジネスモデルなどのテーマでパネルディスカッションが行われる。

また、2028年までの再生可能エネルギー統合による農村電化の現状と今後の進め方についての議論を通じて、潜在的な再生可能エネルギー解決策による電力アクセスの課題に取り組むことを目指す。この会議は、第16回地球温暖化と気候変動に関する意識向上週間の一環として開催される。

 

 

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