ダバオ市環境天然資源局(以下Cenro)は、気温上昇の緩和における樹木の重要な役割を強調している。10月17日のラジオインタビューで、Cenroは、市の様々な環境条例について言及し、特に最近制定された遺産樹木条例を強調した。この条例は、市と環境の両方にとって重要な価値を持つ樹木を保護することを目的としている。
Cenroは、特にバランガイとサングニアン・カバタアン選挙の期間中は、選挙運動家が木に横断幕を取り付けることが多いため、自分の地域に木があるダバウェニョ(ダバオ市民)に適切なケアをするよう促した。樹木に傷がつくと菌類の侵入口となり、樹木の劣化につながると指摘した。Cenroは市内の保護区域を監督するため、区域に約300人の森林警備員を配置している。
樹木を伐採しようとする者は適切な手続きを踏む必要がある。まず、人々の安全を阻む樹木の問題を記した正式な手紙を作成し、バランガイ(最小行政区)は異議なしという証明書を発行する。この証明書は書簡とともにCenroに送られ、そこで徹底的な審査が行われる。Cenroの担当者は状況を評価し、必要と判断されれば、環境天然資源省(以下DENR)に要請を伝え、さらなる評価を行う。
エコランドから伐採された3本の木は、法的手続きを踏んでDENRに許可された。この許可は、特定の植生の違法な除去を禁止する大統領令第953号を遵守している。この法令では、伐採された樹木1本につき50本、自然に生育している樹木は100本という一貫した交換比率を義務付けており、国家緑化計画と気候変動への対策に貢献するとされる。
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