【News】食べたら片付ける!ダバオ市で飲食店における新常識「Claygo」導入の動き

市役所

ダバオ市議会は、飲食店での「Clean as You Go(Claygo)」ポリシーの条例制定と導入を検討している。「Clean as You Go(以下Claygo)」とは、使い捨ての食器を使用している飲食店で、食べ終わった皿や食器をゴミの分別含め自分で片付けるという取り決めだ。

ダバオ市議会議員のMahipus Jr.氏は、ダバオ市民が飲食店で率先して片付けを実践するためのClaygo取り決め発表を心待ちにしていたという。同氏は「フィリピンでは店を出るときに食器を片付けない人が少なからずいるが、たとえファストフード店でなくても食器を自ら片付ける国もある」と説明。

同氏は「ダバオ市民が適切なゴミの分別をするよう促したい。食べ物が使い捨ての容器で出された時、食べ終わった後にそれが机に放置されている状況は耐え難いし、見ていて気持ちが良いものではない。私たちには一人一人綺麗な環境を保つ責務がある」と付け加えた。

Claygo導入の提案は、ダバオオリエンタル州にあるリゾート施設での問題を発端に起こった。リゾートが、散らかった部屋の写真と共に使ったゲストをタグ付けし、そのフェイスブック投稿が議論を呼んだのだ。

同氏は、Claygoを実践することで掃除を生業としている人の助けにもなると説明。「私たちの心がけが少しでも彼らの助けになるのならそれはとても良いことだ。私たちの街なのだから、散らかすのはやめて気持ちよく過ごそう」とコメントした。また、市民たちに、もしゴミを放置して立ち去るような人がいれば叱責するようにも促した。

日本では「当たり前」のこととして実践されているClaygoだが、国が変わればわざわざ法令で取り決められるようになるとは、文化の違いはとても面白い。私たちもフィリピンに来た際には、Claygoを意識的に行いたい。

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