【News】ダバオ市はマスク着用以外の全てのコロナ規制を解除しニューノーマルへ

ダバオ市役所

2022年3月7日(月)、ダバオ市のサラ・ドゥテルテ市長は市長令11号を発行し、新型コロナウィルス感染防止対策として市内で導入しているマスク着用以外の全ての規制を解除することを決定した。飲食店の座席数制限、乗り合いバスの人数制限、職場での人数制限、レジャーや旅行に関する規制なども全て解除されることになる。

サラ市長は、解除の理由について、市内のワクチン接種人数が目標に対して84.19%、追加接種人数が16.8%に達したこと、今はコロナで落ち込んだ市内の経済を回復させていくことが優先であることを上げ、政府の省庁間タスクフォース(IATF)がダバオ市を警戒レベル1に指定したこともあり、このタイミングで様々な規制を解除するに至ったとしている。

また、ダバオ市が導入していた新型コロナウィルス追跡システム「DQR」の利用も停止されることになり、これまでショッピングモールや飲食店に入店する際に提示しなければならなかった「DQR」は求められることがなくなる。但し、公共の場でのマスク着用義務と企業やオフィスあるいは施設で全ての人が手洗いや消毒が出来るような取り組みは継続となった。

今回の規制緩和によって、陸路、海路、空路での旅行者も市内外ともに規制が撤廃されることにより、「DQR」や各種書類の提示無しに自由に行き来が可能となるため、人の往来が活発化されることが期待されるが、世界的な原油価格高騰に伴うガソリン価格の大幅な上昇もあり、今すぐに人出が回復するかは不透明な状況である。

【コラム】「ビサイヤ語」その1 「ビサイヤ語」という言語はありません(笑)

ニュース記事をもっと見る

Hello world tours

ビザ・レンタカー・通訳・翻訳なら | ダバオの日系旅行会社