2018年より一時的に停止されているダバオ-ジェネラル・サントス-ビツン(インドネシア)間の運航が将来的にも再開される可能性が現れ始めた。ミンダナオ開発局(Mindanao Development Authority)の関係者であるRome Montenegro氏によれば、マレーシアのコタキナバル市で開かれた「2019 BIMP-Eaga Strategic Planning Meeting(戦略計画会議)」にて、インドネシアとフィリピンの高官が二国間会議を開き、ダバオ-ジェネラル・サントス-ビツン間の運航再開について議論を交わしたそうだ。
上記航路は2017年4月に開通されたのだが、貿易業者は積載量のノルマを満たすことが困難だったため、往復数はたった2回だった。のちに積載量が緩和されたものの、それでも持続することはできなかったとのこと。
本会議ではさらに、上記運航について海運会社のReefer Linesより正式な意図が提出されている。同社はシンガポールおよび中東において海運事業を展開しており、フィリピン-インドネシア間の運航も計画していることを発表したそうだ。なお、本運航の具体的な再開日については今のところ発表されていない。