日本政府によって実施されている「東南アジア青年の船」が11月17日から20日の4日間フィリピン・ダバオを訪問する。日本政府が治安状況に懸念を示しているミンダナオ島に代表団を派遣することは初めてのことである。
「東南アジア青年の船」とは日本国と東南アジア10カ国の青年が共に乗船し生活をする中で、各国事情の紹介や討論を行い、相互の友好と理解を促進し、国際的視野を広げることが目指されているプログラムである。
元国家青少年委員会委員長のスティーブ・ローレンス・アルキザ氏は「日本政府、特にダバオ領事事務所が日本人に勧告を出している中で、プログラムにダバオを含めると決断したことを嬉しく思います。『東南アジア青年の船』プログラム参加者が、より多くの人々をダバオに訪れるよう促すことを期待しています。」と歓迎の意を表した。
代表団はサラ・ドゥテルテ市長への表敬訪問、ダバオ市中央911、公安指導センター、チョコレート博物館の視察、フィリピンの青少年とのグループディスカッションに参加する予定だ。またフィリピン文化を体験するために3日間ホームステイすることになっている。
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