【News】OPAPP、ミンダナオ平和評議会が国家平和月間祝典のために提携

ダバオ

The office of the Presidential Adviser on the Peace Process(大統領府平和担当顧問室:以下OPAPP)は、「国家平和月間」の年次祝典のためにミンダナオ平和評議会(Mindanao Peace Council)と提携した。

既に国家平和月間中に、2018年9月2日にダバオ市のサンペドロ通りにあるRizal Parkで行われた”Dagan para sa Kalinaw”、9月13日から3日間Abreeza Mallでダバオ市の多文化平和フェアバザールが開催されてきた。国家平和月間最後のイベントとして2018年9月28日、MPPとOPPAPが提携し全国規模の集会が開催される。

「平和のために働くのは政府機関のためだけでない。私達は実際にこれらを維持していくシルビ・ソサエティと協力することに意義があると考えている。だから私達は、ミンダナオ平和評議会と提携した」とOPAPPダバオ地域エリアマネージャーのOliver Binansilan氏はコメントしている。

プログラムの内容は、午後2時からモーターカー・パレード、午後4時からの、「Huni sa Kalinaw」平和コンサートとなっており、同氏はイベントの最大の目的について、和平プロセスの実施における国民の理解を深めることだと述べた。

OPAPPは11の国家機関を始め、ダバオ市内の主要地域、ロドリゴ・ドゥテルテ大統領などへの招待状送付を行った。その他にもMoro National Liberation Front (モロ民族解放戦線:MNLF)、Communist Party of the Philippines(フィリピン共産党)、New People’s Army(新人民軍)、National Democratic Front (民族民主戦線)Revolutionary Proletarian Army-Alex Boncayao Brigade(革命的プロレタリア軍 –アレックス・ボンカヤオ旅団)などもこのイベントに出席する予定となっている。