ダバオ市投資促進センター(DCIPC)の関係者によると、晋江市に続き、中国福建省の漳州市がダバオ市との姉妹都市提携に関心を示しているということだ。
漳州市は、ダバオ市と晋江市の姉妹都市締結5周年記念式典に出席した代表団の一員であり、ダバオ市とツインパークシティを設立することに関心を示していた。ツインパークシティとは、工業ゾーンの設立を意味し、設立されれば、漳州市から1,000社の企業が誘致され、約20万人の雇用が創出されると予測されている。
投資家が関心を示している他の産業には、特に中国でのドリアン需要の高さを考慮した農業、食品製造業などがある。ツインパークシティ協定に対する漳州市の関心表明は、ダバオ市に対する外国投資家の関心が高まっていることを示す。さらにインドを始め、ヨーロッパやチェコ共和国からの関心も高まっている。
インド企業のコンバージスは、ダバオ市でのプレゼンス拡大に興味を示している。また、チェコ商工会議所の副会長はダバオの農産物への投資に関心があると述べた。バナナやパイナップルなどの農産物を輸入し、それとは反対に、工場やエネルギー、輸送のための技術を輸出したいという。お互いの強みを活かし、各産業のさらなる発展が期待される。
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