【News】ダバオ市刑務所でまたも「覚せい剤」の持ち込み事案が発生、今回は何に入れて持ち込んだ?

ダバオ市内

ダバオ市のバランガイMaaにあるダバオ市刑務所で、またも覚せい剤持ち込み事案が発覚した。これまでインスタントラーメンの箱や鶏肉の中など、さまざまなものに紛れ込ませて犯人らは覚せい剤の持ち込みを試みている。今回はどのような方法であったのだろうか?

刑務所を管轄する組織「the Bureau of Jail Management and Penology (BJMP)-Davao」は、今回の事件について詳細を語っている。11月11日木曜日の午前10時ごろ、刑務所を二人の男が訪ねてきた。二人はそれぞれ48才と28才の男性で、刑務所のあるバランガイMaa在住であった。

そして、この二人が運んできたさまざまな野菜の入った袋を細かく調べたところ、そのうちひとつだけが茎だけになっていたという。そして、その中から透明の袋が20個、使い捨てライターが2つ、アルミニウム1ロール、たばこ1本が出てきた。検察官は他にも、覚せい剤と思わしき熱でシールされた大きなビニール袋2つも見つけている。BJMPの公式発表によると、合計23グラムの覚せい剤が押収されたという。その時価総額は368,000ペソ(日本円で約85万円相当)にもなる。

ダバオ刑務所のEdo Lobenia検査官は、今後も刑務所に違法品を持ち込もうとする人物に警戒していくと述べた。また、これまで刑務所内に持ち込まれようとしたときも何度も防いできており、今回のことからも警戒していることが証明されたと述べた。

最近では2021年10月に、刑務所内の軽食として出されるフィリピンの国民食「チキンポークアドボ」に覚せい剤の入った袋を混入し持ち込もうとした事件が発生している。この時には熱でシールされたビニール袋3つに入った覚せい剤25グラム(40万ペソ、日本円で約91万円相当)が押収されている。

何回やっても押収されるのに、どうしてこれほどまでに刑務所に薬物を持ち込もうとするのだろうか?そして、このような事件が収束する日は来るのだろうか?

【News】ダバオ市内の刑務所で覚せい剤の密輸事案、今回の経路は?

【News】ダバオ市内の刑務所で「覚せい剤」が見つかる

ニュース記事をもっと見る

Hello world tours

ビザ・レンタカー・通訳・翻訳なら | ダバオの日系旅行会社