【News】ダバオ市の旧正月イベント、オンラインでの開催へ

ダバオ市にも、旧正月を祝う文化があり、2021年も2月12日が祝日になっている。市内のチャイナタウンでは例年、行事もおこなわれているが、今年はコロナ禍の影響で「オンライン」での開催が決定した。

2月1日、ダバオ市長のサラ・ドゥテルテ=カルピオ氏は、例年おこなってきた旧正月の行事をコロナ禍という状況を考慮しておこなうと明らかにした。中華街開発会との話し合いで決まったことだという。そして、その代案として、次のようなことが挙げられた。

「録音された音楽や、龍舞や獅子舞の様子を流すことを計画している。他にも、私たちで出来る範囲のことで、旧正月を祝うことができるように模索しているところだ」と、サラ市長は語った。ただし、龍舞や獅子舞を店舗内でおこなうことは許可できないと述べた。興味をもった人たちを寄せ集めてしまう危険があるためだという。また、オンラインイベントの主催者であるDan Salvan~a Jr.氏は、同イベントはこれまでの旧正月のイベントを振り返る内容にする予定だと語った。

ダバオ市役所のSNSアカウントでは、2月11日にオンラインイベントに関する投稿が予定されている。また、2月12日はスペシャルノンワーキングホリディ(特別祝日)となっている。コロナ禍に入ってから、数多くのイベントがオンラインでの開催に切り替わっている。旧正月もまた、別の盛り上がりを見せてほしいと思う。