【News】帰省者の「おかえりパーティー」禁止、ダバオ市長

Davao City Disaster Radioよりキャプチャ:https://www.facebook.com/davaocitydisasterradio/

ダバオ市は市民に対し、ダバオへ帰省した家族からの感染を避けるため、「歓迎パーティー」を開かないよう要請した。

ダバオ市サラ・ドゥテルテ市長は28日、ダバオ市災害ラジオ中のインタビューにおいて、「たとえウイルス検査(PCRテスト)で陰性反応が出たとしても、接触を避けるために、パーティーは開かないでほしい」と語った。

サラ市長はPCR検査の結果が必ずしも正しいとは限らないため、14日間の自宅での自主隔離をしなければならないと述べた。また、ダバオ市以外の居住者であっても、すべての乗客がPCRテストを受ける必要があると付け加えた。

ダバオ保健局の監視部門責任者クレオフェ・タバダ博士は、先日24日、帰国者の中に14日間の検疫に違反し、そのため家族が感染した世帯があったと述べた。

7月22日以降、ダバオ国際空港に到着するすべての便の乗客は、PCRテストを受けなければならないルールとなっている。その後、24時間以内に陰性の検査結果が出るまで、指定の施設内で待機が命じられる。

それまでのルールでは、ダバオに向かうすべての航空機の乗客が、出発予定時刻の72時間以内に発行されたPCRテスト陰性の結果を提示する必要があった。しかしながら時間的要件が厳しすぎるとの苦情を受け、地方行政は要件緩和を決定し、この要件を削除している。