フィリピン自動車工業会(CAMPI)とトラック製造者協会(TMA)によると、今年11月の新車販売台数が4万台を超えたとのこと。CAMPIとTMAを合わせた販売台数が、先月は4万799台になったと、水曜日、発表された。2016年11月の3万2,966台に比べ、23.8%の増加である。2団体にとって2017年11月は、月の販売台数としては最高となった。
11月は、乗用車が昨年の1万2,143台に比べ2%減の1万1,901台であるが、商用車の売り上げが伸びた。同月の商用車は、昨年同時期の2万823台から38.8%増の2万8,898台を販売。小型商用車は、昨年11月の1万2,905台から57.5%増の2万329台を販売。続いて、AUV(アジア・ユーティリティ・ビークル)の去年の6,499台から5.9%増の6,832台。「11月の売り上げが10月よりも伸びたのは、主なアセンブリー・メーカーとディストリビューターの売り上げが伸びたからです」とCAMPIのグティエレス会長は語った。
「11月に引き続き、各メーカーの主要モデルの売れ行きが好調で、12月も順調です。競争力のある販売促進支援を続けていくことにより、我々、自動車産業会の年度末目標を達成することに自信があります」とグティエレス氏は述べた。
一方で、今年の1月から11月の合計販売台数は、昨年同時期の32万5,468台から16.8%増の38万179台。商用車が25.4%増の25万4,937台、乗用車が3.8%増の12万5,242台となった。同期間でのフィリピンのトップ5ブランドは、トヨタ、三菱、フォード、ホンダ、イスズである。