ダバオ市投資委員会は先日5月27日、昨年度のダバオ市への全投資額は48億ペソであり、前年度の15億から3倍以上に増額したと発表した。
主となる要因は不動産建設であり、投資額トップは「フィンマ不動産ホールディング株式会社」の コンドミニアム建設で13億9500万ペソ、「プレスティージホームズ&不動産開発株式会社」がタロモ地区で進めるローコスト住宅ビレッジの開発プロジェクトが6億2400万ペソ越え。また、AVLBアジア太平洋コングロマレート株式会社がダバオ市カリナン地区の梱包材製造及び輸出で5億ペソ、ケネマー・フーズ・インターナショナルが発酵カカオ豆事業に5,100万ペソの投資を行っている。
2015年には「サイバーシティー・テレサービス Inc.」等のBPO関連の進出も目立ったが、今年はその他の高額投資の多くが不動産建設に集中している。また外資系の投資も増えており、イギリス、中国、アメリカ、カナダからの進出が目立つのが特徴である。