2018年に入ってからもダバオ市の景況は良い傾向をキープしているようだ。ダバオ市投資促進センター(Davao City Investment and Promotions Center:以下、DCIPC)のデータによれば、2018年第1四半期における市内の企業数は36,802社となり、去年同時期の35,200社から4.6%の増加となった。
36,802社の内、既存の企業は97%、残りの3%が新規企業となっている。ダバオ市では現在、小売りや卸売り業、サービス業、製造、貸出などが好調で、国外からの投資も増えており、世界から注目を集める都市となっている。
DCIPCの局長であるLemuel Ortonio氏の予想では、ダバオ市の景況は2018年も好調を維持していくという。この背景には、観光客の増加が大きく関わっており、今年3月に市内で開催された81回Araw ng Dabawや、IronMan Triathlonなどの一大イベントも大きく貢献しているようだ。