【News】7月16日ダバオ市にて50家族以上が洪水のため避難、死者は0名

洪水

2024年7月16日の夜、低気圧(LPA)の影響で発生した豪雨のため、ダバオ市のパナカンとコムナールから200人以上が避難した。 ダバオ市災害リスク軽減管理局(以下CDRRMO)の運用および警報部門の責任者であるロドリゴ・ブスティーヨ氏は、避難した282人(57家族)に死傷者はいなかったと述べた。

「CDRRMOの早期警報システムのおかげで、洪水による犠牲者を回避することができました」とブスティーヨ氏は述べた。また、各バランガイの災害リスク軽減管理委員会(以下BDRRMC)や他の政府機関との協力によって、死傷者が出なかったと主張している。 彼は、2024年7月17日の早朝には洪水がすでに引き、避難した住民が自宅に戻ったと報告した。水位の上昇によって一部の家屋が部分的に損傷したものの、完全に破壊された家屋はなかった。

市内のバランガイの中で、最も洪水の影響を受けた地域は、ブハンギン、カバンティアン、パンパンガ、アングリオンゴ、ササ周辺、ママイクリークだ。 ブスティーヨ氏は、豪雨だけでなく、海への直接流入を妨げる狭い水路が洪水の原因であるとしている。事務所は、水路が狭くなっている地域を調査するためにチームを派遣したという。

大雨が降った際に水が海へと流れるルートを確保することから始めなければ根本は解決しないだろう。また、道端に落ちているプラスチックのゴミ等も狭い水路で詰まって洪水を引き起こすそうだ。まだまだ改善する余地は多くあるだろう。

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