11月16日(木)の朝、ダバオ市警察(DCPO:Davao City Police Office)本部にて、約300人あまりの警察官が、予告なしの義務的な違法薬物検査を受けた。
「全員が陰性の結果でした」と地域科学捜査研究所地域マネージャー兼警視のマニュエル氏は述べた。検査結果は、検査を実施した検査員から氏に提出された。氏によると、薬物使用者がいないかどうかの確認をするための、予告なしの違法薬物検査では、警察官は尿サンプルを提出するよう命じられたのこと。
そして、「万が一、職員から陽性結果がでた場合、調査が行われ、もし薬物に対して確実に陽性となった場合は、解雇となる。彼らは、なぜ薬物に手を出したのかの調査を受けることになる。確実に陽性の場合は、解雇という最大の罰を言い渡されます」と付け加えた。
今回の違法薬物検査を主導した、警視正のタグム氏も自身の尿サンプルを提出した。「DCPOに薬物使用者がいないことを確認するための検査です」と氏は話し、警察署職員が地域の模範となりうることを示した、確固たる結果を賞賛した。また、「市内すべての警察署にて、予告なしの違法薬物検査を実施していく」とも話した。