ダバオ市は、新型コロナウイルスの流行により影響を受けて閉鎖した企業の労働者、約42,000人を雇用する予定であると発表した。ダバオ市サラ・ドゥテルテ市長は6日、ダバオ市災害ラジオのトークにおいて「Work For Davao」という臨時プログラムについて説明した。
「Work For Davao」では平日月曜日から金曜日まで仕事が用意され、労働者は1日396ペソの日当を受け取る。サラ・ドゥテルテ市長は、雇用期間は10日間の予定であり、本プログラムは都市封鎖によって解雇された人々の緊急雇用であると述べた。 市長はまた、「Work For Davao」プログラムには約1.6億ペソの予算を割り当てると付け加えた。
ダバオ市は本プログラムとは別に、家庭の収入が減って教育を受けられない子供たちのために、教育支援プログラムも推進予定である。同プログラムは子供が小学校から高校に通っている家庭が利用可能であるという。
サラ・ドゥテルテ市長は「いずれのプログラムも、資金は昨年提案された非インフラ系プロジェクトに割り当てる予定であった予算を使用する」と、説明している。