ダバオ市民防衛局のFranz Irag氏は、ダバオ地方に7つの避難所(Tugbok地区Barangay Los Amigosの避難所も含む)がまもなく建設されることを明らかにした。
現在、ダバオ地方はすべての州に少なくとも1つの避難所が設置されており、国家災害リスク軽減・管理評議会が定めた基準を満たしている。しかし、将来的には、より多くの避難所を建設するのが理想的だ。
Irag氏は、避難所の増設がなかなか進まない主な問題点として、資金が限られていることや、鉱山地球科学局(Mine and Geosciences Bureau:以下MGB)から土地所有権や許可証を得ることが困難であることを挙げた。また、MGBクリアランスは、これから建設が予定される建設可能地区には地滑りや洪水の脅威がないことを保証すると説明している。
ダバオ市においては、洪水や地震、土砂災害が多発する地域もあることから、各地区に大規模な避難所を設けることが必要となるだろう。