【News】ダバオ地方のCovid-19患者用の病床数が「警戒レベル」に

SPMC

保健省ダバオ(以下、DOH-ダバオ)の発表したデータによると、ダバオ地方の新型コロナウィルス(以下、Covid-19)患者用の病床数が、感染者の増加によりひっ迫しきていることが分かった。8月19日の時点で、同地方のCovid-19患者用の病床は、60.49%が埋まっており、DOH-ダバオが定める警戒レベルの「警告レベル」に達している。

DOH-ダバオのCleofe Tabada氏によると、Covid-19患者用病床の稼働率が31~70%の間であれば 「警告レベル」、1~30%の間であれば 「安全レベル」とさだめられているという。今後、患者数が増加し、71%以上の稼働率となれば、「危険レベル」となり、同レベルに達する危険性は十分にあると警戒する。

ダバオ地方には現在、ダバオ市の南フィリピン医療センター(SPMC)とTagum市ダバオ地域医療センターの2つのCovid-19指定病院がある。Tabadaは、両方の病院について、引き続きより多くのベッド数が必要となった場合に備えて、拡張の用意もあるとしている。

まだまだ終息の目途が立たないパンデミックだが、市民はまず感染予防対策をしっかりと行い、移らない、移さないことを優先に考えて生活をしてほしい。