10月3日のメディアインタビューで、労働委員会の委員長を務めるダバオ市議会議員バイ・フンドラ・カサンドラ・アドビンキュラ氏は、雇用者と家事手伝い人の権利と義務を強調した。これは、家事手伝い人が行方不明になった事件を受けたものである。
彼女は、家事手伝い人にはディーセント・ワーク、安全な家庭、公正な報酬を得る権利があると述べた。また、人道的な労働条件や社会保障制度、福利厚生を利用する権利もある。さらに、雇用主だけでなく、手伝い人にも雇用を打ち切る権利もあると強調した。
家事手伝い人自身が、個人の権利に関する知識を高めることで、労働条件に関連する問題に直面したり、屈辱的な要求を受けたりした場合に、バランガイや政府機関に働きかけることができるようにすることも重要である。
行方不明の家事手伝い人の件に関しては、ダバオ市警察(DCPO)の調査結果を待っているところだとアドビンキュラ氏は述べた。公平な捜査を確実にするため、事件に関与した警察官を一時的に免職にし、事件の徹底的な検証をしているところだ。家事手伝い人に対する支援はまだまだ足りていないのが現状である。
https://davawatch.com/articles/2017/10/20/6417.html
https://davawatch.com/articles/2023/07/10/54590.html