【News】フィリピン国内の対面授業パイロットテストの範囲が拡大、ダバオ地方からも18校が参加か

ダバオ

ダバオ地方の学校は、先日ドゥテルテ大統領から発表された国内に18ある対面授業再開のパイロット校に含まれていなかった。しかし、教育省ダバオ支部は、ダバオ地方の18校が11月15日から開始される予定の対面授業の対象に含まれればと願っている。さらに多くの学校がパイロット校に含まれることを受けての発言だ。

10月7日、教育省のJenielito Atillo報道官は、10月11日に学校選定を別に行う予定だと述べ、「120に到達するまで毎週月曜にリストを更新しています。このリストにはまだ特定されていない私立校も含まれます」と語った。このうち18校は、ダバオ地方にある2,181校の中から選ばれ、以前に教育省ダバオ支部が選んだものだという。

10月6日水曜日、ダバオ地方のMasbate、Aklan、Antique、Zamboanga Sibugay、Zamboanga del Sur、Lanao del Norte、Sarangani、Cotabatoにある59校が審査を通過した。パイロット校への参加にあたっては、学校がリスクの低い場所にあり、PTA、保健省と教育省による合同の契約書に基づく地方自治体の推薦があることが必須となる。Atillo報道官によると、ダバオ地方の18校が一次選考に含まれたという。パイロットテストは国内の120校でおこなわれ、期間は2021年11月15日~2022年1月31日の予定だ。

Atillo氏は、ダバオ市の学校は含まれていないと明らかにしている。ただし、隔離レベルが変更になれば、まだ変更はあり得るという。実際に、ダバオ市役所が推薦する市内の5校がリストに追加される可能性もあるという。これら5つの学校は、ともにリスクの低い場所に位置している。また、ダバオ市長のサラ・ドゥテルテ=カルピオ氏も、保健省からの同意を求めており、対面授業を予定している学校の生徒(12~17歳)にワクチン接種をおこなうつもりだ。

上院議員のヒアリングによると、教育省次官のNepomuceno Malaluan氏がパイロットテストの評価を12月末までおこなうと述べている。そして、2022年2月までに教育省がドゥテルテ大統領にテストの結果を伝え、対面授業の全面再開をしてはどうかと話をする予定だ。

最初はダバオ地方での対面授業のパイロットテストはおこなわれないかと思われたが、無事おこなわれることになりそうだ。子どもたちは学校で学ぶことができなくなって1年半が経つ。いち早い学校再開が求められている。

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