【News】フィリピン人海外労働者や旅行者の帰国でジェネラルサントス空港の代用を検討

2021年9月23日(木)、フィリピン運輸省(DOTr)は国内の航空会社から現在フィリピンに入国する際に制限されている一日あたりの上限入国人数を緩和するよう要請を受けたことに伴い、フィリピン人海外労働者(OFW)及び海外からの旅行者が帰国及び入国する際に利用できる空港の候補地としてジェネラルサントス空港を利用できないかと検討していることを明らかにした。

フィリピン運輸省(DOTr)によると、検討されているジェネラルサントス空港は今月初めにリニューアルされたばかりで、旅客ターミナルも国際標準であり、フィリピン人海外労働者(OFW)及び海外からの旅行者が帰国及び入国する際に十分に利用できる収容規模であるという。また、現在マニラ国際空港で2,000人とされている一日当たりの入国上限人数が緩和される場合は、中東からの航空便が離発着できるよう検討していることも付け加えた。

背景には、新型コロナ対策でマニラ国際空港に到着する国際線及び搭乗人数が制限されているため、フィリピン人海外労働者(OFW)が帰国出来ずにいる状況があげられる。特にOFWが多く働く中東のUAEからはフィリピン政府が乗客全ての入国を禁止する措置を5月から今月初めまで実施したため、フライトキャンセルが相次ぎ、かなりのOFWが帰国出来ないという事態が生じた。

同省によると、マニラ国際空港で入国人数制限を緩和することは検疫体制の問題などから難しく、セブ及びクラーク等の空港も同様の事情を抱えていることから、代替できる空港として、ジェネラルサントス空港以外にもボホール空港、ラオアグ空港も検討しているということである。特に中東に向かう、中東から帰国するOFWの出身地はミンダナオ島が多くを占めており、ジェネラルサントス空港は中東からの発着に適しているという認識を示した。

ジェネラルサントス空港はドゥテルテ政権下、9億5900万ペソをかけてリニューアルされたことにより、旅客ターミナルの面積が4,000㎡から12,000㎡へと3倍の広さに、年間80万人の収容能力から200万人へと大幅に増加している。現在は2022年の完成に向けて高度で近代化された管制塔を整備しており、より国際的な空港に向けて開発が急ピッチで進められている。

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