先月開催されたダバオ投資会議2019(以下、ICON)において、多くの海外投資家が事業拡大のため、ダバオ市に高い関心を寄せていることが明らかになった。ダバオ市商工会議所(以下、DCCCII)のArturo Milan氏は、DCCCIIは現在、香港やタイ、台湾といった投資家の間でダバオ市への関心が高まり、多数のビジネスマッチングの要請を受けているという。しかし、あまりにも多くの要請が殺到しているため、対応が間に合わないといった問題に直面している。
Milan氏は、今年のICONに参加した外国代表団の数について、今まで経験した事がない数であったとしており、18カ国から代表を集めた後援会には、フィリピン欧州商工会議所(ECCP)とフィリピン日本商工会議所(JCCIPI)などが名を連ねている。
ダバオ市のビジネスセクターは、ダバオ市内でのビジネス拡大に向け、数多くの海外投資家からの要請に対応する必要性に迫られているが、ダバオ市が迎えている、成長の大きなチャンスを逃すことのないよう、対応してほしいものだ。