【News】5日夜の雨によりダバオ市各所で浸水、市の各機関が被害をあらためて計測の意向示す

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ここのところダバオ市では、夕方、夜から明け方にかけて激しい雨が降るようになった。大抵は通勤時間帯にもなれば道路もほとんど乾くのだが、例外もある。ダバオ市災害リスク軽減管理評議会(以下CDRRMO)の局長は6月6日、前日5日の夕方に降った大雨で市内の一部が浸水した後、地方自治体のさまざまな機関が協力して洪水の影響を頻繁に受ける地域を再調査することになると語った。

同氏は、ダバオ市災害ラジオの取材に応じ、市内のさまざまな場所で起きている洪水の問題に対処するため、CDRRMOが補助サービスユニット(以下ASU)および市技術者事務所(以下CEO)と連携して再評価を行なっていることを明らかにした。

5日の午後10時55分に始まった局地的な雷雨は、ダバオ市内のトゥグボク、ポブラシオン、アグダオ、ブハンギン、ブナワン地区を襲った。市の公共安全保障事務所は、5日の深夜から6日の早朝まで、少なくとも膝下までの浸水に見舞われた8つの通りを示した。膝下までの浸水が記録されたのは、マグサイサイ通り、リザダ通り、J.P.ローレル通り、サンタアナ通り、マパ通り、キリノ通り、ドゥテルテ通り、カムス通りなどの地域である。C.M.レクト、ロハス、C.バンゴイやパルマヒルの一部の浸水したが、通行は可能であった。

CDRRMOは、バランガイ(最小行政区)ブハンギンプラパーのニューサンイシドロに住む7人家族が、家の水位が腰ほどまで上がったためにバランガイの体育館に避難したと記録したが、水が完全に引けば家に戻ると予想している。

Baloran氏は、洪水の原因の1つは排水管の詰まりであるとし、CDRRMOが現在、ASUと協力して排水の除去をおこなっていると述べた。「水路の詰まりは、毎年提起される問題だ。水路の中に沈殿しているものもあれば、それによって水路が塞がってしまうこともある」とのことだ。

同氏は、地元当局が洪水が深刻化していることを指摘していることから、この問題に直ちに対処する必要性を認めた。「この問題には早急な対応が必要だ。問題がこれ以上深刻化するのを待つべきではない。強い雨が降った後、わずか数分で悪影響が見られるほど、すでに問題は深刻なのだ」と語った。

筆者の通勤ルートには、先に述べたJ.P.ローレル通りやその手前のママイ通りが含まれており、いずれも朝8時の時点で浸水していた。この日は膝まで雨水に浸かりながらの出勤となり、履いていたサンダルもしばらく濡れていた。できれば二度と体験したくない。行政の対応が進むことを切に願っている。

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