サマル島ガーデンシティ(以下Igacos)とダバオ地方タグム市は、観光省が主催するミンダナオクラスターのナショナル・ツーリズム・チャンピオン・チャレンジ(以下TCC)の上位5つのファイナリストに選ばれた。昨年2月に開始されたTCCは、観光を国の経済的原動力とし、フィリピンの都市や自治体の観光開発の促進を目的としている。
全国15自治体、各島嶼部の上位5つに選ばれた、他の3つの自治体はダバオ市、スリガオ州、バシラン州である。ダバオデルノルテ州観光局長のノエル・ダキオアグ氏は、選ばれた州は「様々なプロジェクトの技術的な強化だけでなく、能力開発を受けることになる」と述べた。
タグム市についてダキオアグ氏は、市は観光回路を強化する必要があり、特に復活したリバークルーズではカガンの文化や伝統を見ることができ、国の資金や地方自治体と協力するなど、観光開発を進めるべきだと指摘した。Igacosで提案されているマングローブの遊歩道とギャラリーは、別名「消えゆく島」として知られ、旅行者に持続可能性について考えてもらうことも目的としている。
最終選考に残った5つの地方自治体のうち、1等賞2,000万ペソ、2等賞1,500万ペソ、次いで1,000万ペソ、800万ペソ、5等賞700万ペソの報奨金が贈られる。この報奨金は、順位発表後、同市のインフラ・プロジェクトに活用される。資金不足が課題点とされるが、報奨金は観光産業をさらに盛り上げる燃料になるだろう。
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