公共事業道路省ダバオ地方事務所(以下DPWH-Davao)は、「サマル島–ダバオ市連結橋(以下SIDC)」(別名:ダバオ–サマル橋/DavSam Bridge)の工事継続に向け、国に追加予算の確保を求めている。追加予算の確保が遅れれば、2028年9月としている完成目標に影響が及ぶ可能性があるとしている。
DPWH-Davaoのディーン・I・オルティス報道官は、2026年度予算について要求額の一部しか配分されていないものの、工事は予定通り進んでいると説明した。
オルティス氏は、2026年7月1日に開かれたメディアフォーラムで、「2026年6月時点の工事進捗率は61.334%で、計画値の61.26%をわずかに上回っている。進捗は計画より0.065ポイント前倒しとなっており、現在は橋の上部構造工事に重点を移している。橋桁の設置はすでに完了している」と述べた。
また、2026年度予算として48億6,000万ペソを要求したが、これまでに配分されたのは3億1,400万ペソにとどまっていると明らかにした。
その上で、「工事は計画通り進んでいるため、作業を中断させないよう国に追加予算の配分を要請している」と説明した。
追加予算は主に土木工事に充てられる予定だという。
一方で、年内に残りの予算が配分されなければ、2028年9月としている完成目標が後ろ倒しになる可能性があることも認めた。
オルティス氏は、「今年中に追加予算が確保されなければ、工事は減速し、完成時期も延期せざるを得なくなる。ただ、DPWHとしては追加予算が確保されることを期待している」と述べた。
また、主要な基礎工事を終え、現在は上部構造工事へ移行しているとした上で、「橋脚など基礎部分の工事はほぼ完了しており、現在は上部構造の施工を進めている」と説明した。
また、SNS上で広がっている「工事が停滞、または中断している」との指摘については否定した。
現場では猛暑による熱中症対策として作業時間を調整しており、午前6時から11時30分まで作業を行い、午後1時30分から午後6時まで再開する体制を採っているという。
さらに、コンクリート打設作業などでは4つの工区で同時に施工を進めており、多くの場合は24時間体制で工事を実施していると説明した。
オルティス氏は、「昼間の時間帯は安全対策のため現場の作業員が少なく見えることがあるが、工事は継続して行われている。事業は順調に進んでおり、現場では作業員が工事を続けている」と強調した。






