【News】ダバオ市、環境条例の制定を促す

EDEN

非政府自然保護団体のInterface Development Interventions(以下IDIS)のMark Peñalver氏は、ダバオ市の環境政策のマニュアルとなる都市環境条例が制定されることに期待していると述べた。また、Sebastian Baste Duterte副市長が、任期3年の下で持続可能な開発に向け環境条例の制定を優先すると宣言していることにも触れた。

IDISは、7月12日に開催された行政府・立法議会にて、「3年間の持続可能なアジェンダ」という立法意見書を提出ししている。Peñalver氏は、現政権のビルド・ビルド・ビルドプログラム下において、インフラプロジェクトが環境問題に貢献するかもしれない可能性を指摘しており、新たなインフラプロジェクトを実施するため、都市環境条例の制定を強調した。

環境団体は、ダバオ市の環境を保つにためには、できるだけ早く持続可能な開発の指針を制定することが最善の方法であると考えている。環境条例が制定されれば、開発目標を達成しながら天然資源が保護されていくという、理想的な街づくりができるようになるだろう。