【News】ダバオ地方農産物、ビコール地方へ出荷

果物

現在ビコール地方は、バナナやマンゴーなどの農産物が不足している。そのため、ダバオ地方は、今月中にビコール地方へこれらの農産物約9000キロを出荷する予定だ。ビコール地方アルバイ州の小売業者のひとつである、Liberty Commercial Center(以下LCC)のHaydee Guillermo氏は、7月16日にパートナーである農務省ダバオ地方事務所を訪問し、初回出荷の売買手続きを行うと述べている。

同氏は、トライアルの段階ではあるが、物流コストなどを考慮した上でダバオ地方から週に1度、最低6トンの出荷を期待している。また、通常ビコールで行われる出荷は1か月に1度だが、ダバオから毎週製品を購入するため、毎週の出荷が可能になるという。LCCは、売買の収益性を保証し、出荷された製品の品質を良好な状態に保つ必要があると述べた。

一方、農務省ダバオ地方事務所のRicardo Oñate氏は、ダバオとビコール間の初回出荷が成功し、地方での製品売買が促進されることは、ダバオの農業にとっても大きな利益となると語る。このパートナーシップがより多くの製品売買を生み出すかどうかの鍵は、製品品質の確保となりそうだ。