【News】ダバオ地方、新型コロナウイルスに関する健康保険(PhilHealth)の適用案件が増加

SPMC

フィリピン周辺の国でも、病院における新型コロナウイルス対策として、健康保険の適用の拡大が求められている。そしてダバオ地方のフィリピン健康保険公社(以下、PhilHealth)についても、同様の動きが見られるという。

PhilHealth Davaoで副長を務めるHector Zenon Leonardo P. Malate博士によると、PhilHealthに含まれる新型コロナウイルス(Covid-19)の適用者拡大によって、保険適用拡大の問題が出てきたという。Malate博士によると、「いくつかの病院でその増加が確認されているが、まだ調査中であり、詳細は公表できない。今も病院からの申請の可否を確認できていないため、病院から請求に対しての支払いもいくつか終わっていない」と語っている。

Malate博士は、例として次のような事例を挙げている:【Covid-19患者が死亡し、病院から重症患者として請求があった場合、PhilHealthのCovid-19 benefit packageに基づき300,000ペソ以上の請求を認める。また、患者の詳細な検査がされていない場合、Covid-19の重症患者であるかを確認するために、詳細な検査を行う】 つまり、保険が適用されるかは患者のカルテが必要であり、PhilHealthは医師の診断に基づき、病院からの請求の可否を決めるという。

また、同氏によると、ダバオ地方の病院はmedical pre-payment review (MPR)という厳しい検査を受けなければいけないという。同検査を想定して、すべてのCovid-19関連の請求には患者のカルテをつけることを義務としているという。MPRとは、Covid-19患者をmild, moderate, severeに分類するための検査である。検査結果により支払額が定められており、co-morbiditiesは43,997ペソ、moderate肺炎は143,267ペソ、severe肺炎は333,519ペソ、critical肺炎は786,384ペソとなっている。MPRを行う機関が限られているため、判断のスピードが遅くなっているのが現状だという。

安心して入院することができるのは、入院や治療にかかる費用の補償があるからこそである。医療機関はどこも厳しい状況を強いられているが、保険料が一刻も早く患者の手に渡ってほしいと思う。